- 2013.06.12
- [カテゴリ]講演会
- 講演会-発達障害
第433回西部臨床懇話会は、北九州市立総合療育センター河野先生による「発達障害」についてのお話でした。
年々発達障害と診断される子どもが増えていること、子どもの頃に適切な対応をしないと大人になっても理解されずに苦しむこと、そのため二次障害として不登校・非行・場面緘黙・学業不振・引きこもりなどの問題が表面化するということでした。
行動ばかりを矯正しようとするのではなく、何故そうするのか子どもの特性をまず理解することが大切で、話しかけの基本は、
「だめよ!」と叱らない・どならない⇨小声で「こうすればいいよ」と肯定的に簡潔に
「~しないと、~させない」と言わない⇨「~すれば、~していいよ」
指示は一度に1つずつ、作業中の指示はしない
ということでした。