桜坂なかやまこどもクリニック

こどもの病気について

こどもの病気について
みずぼうそう(水痘)
かかる人は一年中いますが、冬・春に多く見られます。 潜伏期間は、10~21日間です。 6か月未満の赤ちゃんでもかかることがありますので、注意してください。
症状
発疹は頭や顔、続いて胸・お腹・背中、最後に手足に出現します。発疹は 3~4日間は増え続け、大きさも増していきます。発疹の数は10個位しか出ない人から、身体中くまなく出来る人まで様々です。6日までに大部分はかさぶたとなり、かさぶたは20日未満で消失します。
発疹はかゆみが強く、夜中に眠れなかったり、かき破って化膿したりします。
発熱は全くない人から、39℃ 前後の熱が 4~5日間続く人まで様々です。
治療
水痘に対してはウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬があります。発病24時間以内(遅くとも48時間以内)に使用すれば、症状も軽くなり病気の期間も短くなります。他に痒みを抑えるための薬と、かき破ってしまった水疱が化膿しないようにするための薬を併用します。
日常生活
爪は短く切り、肌着は毎日着替えて皮膚を清潔にします。
お風呂は全ての発疹がかさぶたになるまで入らないほうがよいでしょう。シャワーで汗や汚れを流すのは構いません。この時に石鹸を使っても良いのですが、タオル等は用いずにお母さんの手掌で洗ってください。
登園・登校の基準
水痘は人から人への感染力の強い病気です。水疱が完全にかさぶたになるまで約5~7日間は、登園や登校はできません。園や学校に「水痘」で休んだ旨を届ければ欠席扱いにはなりません。


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