桜坂なかやまこどもクリニック

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2015.02.25
[カテゴリ]講演会
講演会-ワクチンへの誤解

ワクチンへの代表的な誤解や偏見としては、(1)その病気の流行がなくなったらワクチンはもういらない、(2)ワクチンは副作用がひどく危険だ、(3)ワクチンより自然に感染した方が免疫がつく、などです。古今東西でワクチンの中止や、拒否により再流行が起こっています。日本の例としては、百日咳はかつて年間1万人以上の死者を出していましたが、ワクチンによりほぼ死者数0になっていました。ワクチンの副作用死疑い2人の報告のため1975年にいったんワクチンが中止になりましたが、その結果再流行が起こり3年間で133人の死者を出しました。 完全に安全ということは何事においてもありえず、ワクチンでも重篤な副作用は確かに起こりえます。しかし、それは稀なことで、ワクチンにより感染を防ぐ効果の方がはるかに重要です。
自然感染の方が確かに強力な免疫がつきます。ただし、相手にしているのは時に死を引き起こす感染症です。ワクチンで免疫をつけておけば、たとえかかるにしても軽症で済む可能性が高く、ワクチンで備えをすべきでしょう。また、肺炎球菌感染症は乳児期には感染しても免疫はつかず、ワクチンの方がより強い免疫がつきます。



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